【病院】20代管理栄養士の転職活動『内定するためにしたこと』

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こんにちは、管理栄養士の陸です。

今回は管理栄養士の病院転職についてです。

管理栄養士で転職活動をしている、もしくは検討している人の参考になればいいなと思い書きます。

結果から言うと、とある急性期病院から内定をいただきました。

管理栄養士の病院への転職って、
・「病院での経験3年以上」
・「急性期病院での経験5年以上」
・「要資格:NST専門療養士」

などなど、病院の管理栄養士になるために病院の経験が必要。
なのに経験がないから応募できない・門前払いという『病院転職パラドックス』がありますよね。

「病院経験積みたいのに積まれけんやんけ!」「そのシステムおかしいやんけ!」と叫びたくなりますよね。

凄い怒る人のイラスト(男性)

という訳で、僕が未経験から病院に転職し、さらに短い経験のまま転職活動を行い、苦労しつつも次の急性期病院の内定獲得への道のりを伝えます。

  • 病態栄養専門管理栄養士
  • NST専門療法士
  • 糖尿病療養指導士

こういった認定資格があれば強いですが、未経験や短い経歴の我々は取得していませんよね。

なので内容としては、今まで行った業務や認定資格を書類に書いたり面接時にアピールというより、表面的なテクニックに近いです。
転職に利用した、サイトやオススメのエージェントも紹介します。

 

コツは量です。

 

コツ①:とにかく応募する

未経験もしくは経験があっても浅いのならもう数で勝負です。

おそらく転職をする際に『〇〇県 管理栄養士 病院』とググったり、indeedで検索をかけると思います。

そして、大体書いてますよね「病院経験○年必須」的なことが、、、

絶望のイラスト(女性)

早速、条件を満たしていない、、、

 

そこは一旦無視して応募します。
応募するのはタダです。

自分は「経験がない、、、」「まだ2年しか無い、、、」と思い応募しないなんてもったいないですよ。

検索して出てきた病院に興味があればお気に入りもしくは即応募します。

彼女が欲しいのに女子に対して、なにもアクションを起こさないと彼女なんてできやしません。

美女・イケメンでも応募しないと病院では働けません。

僕は病院経験が1年10ヶ月でしたが、3年とか5年の所にもとりあえず応募しました。
意外と書類選考は通りました。

応募もしていないのに砕けるな、当たってから砕けろ! です。

 

コツ②:給与や年間休日数を先ずは優先しない

病院に転職したいけど、給与や年休が微妙、、、
これも多い悩みだと思います。

僕も最初は給与〇〇万円以上、年休120日以上で探していましたが、ほぼなかったです。

ここで自問してください
・病院で働いてスキルを身に着け活躍したいのか?
・休みやある程度の給与を確保したいのか?

分かります。
給与や年休はプライベートを充実させるためにはもっとも重要な要素です。

しかし、休みや給与を優先するなら病院の管理栄養士を目指すのはベストではない気がします。

一般的な営業職の給与の高さには驚き轟です。
休日と給与を確保しつつ管理栄養士業務を行いたいのならフリーランスで影響力を付けるのが良いと思います。

フリーランスも甘くないですけど!!

ちなみに、僕はやってみよう精神ではありますが、営業職にはなかなか手が出ません。

 

コツ③:サイト、エージェントをとにかく利用する

僕が利用したサイト・エージェントを紹介します。
エージェントは絶対に利用したほうがいいです。

サイト・アプリ・施設

結局はindeedから他のサービスへ飛ぶというのが多かったです。
しかし、indeedだけでは出てこないものも多いです。
なので、応募の数を増やすために併用はしましょう。

doda、エン転職、マイナビ、リクルートは正直、管理栄養士職はほぼないです。
治験や大手の糖尿病重症化予防系のものはありました。

 

エージェント

  1. 栄養士人材バンク
  2. マイナビコメディカル
  3. 栄養士転職ナビ

手厚さで順位を決めました。
ここは担当の人柄や性格によると思います。
求人の紹介数はマイナビコメディカル、栄養士人材バンクが多かったです。
エージェントとのやり取りはLINEで行います。

栄養士人材バンクのエージェントさんの良かったところは「フレンドリーでプライベートなことも話しやすい」という印象です。
簡単にうと、LINE友達的なイメージです。
登山の話もちょくちょくしました^^

家族や恋人がいても転職活動って、自分と応募先との戦いです。
妥協するも、めげるも、自分次第です。

しかし、エージェントに「めげそう、、、」と弱音を吐いても的確なアドバイスをいただけたり、身内とはまた違う応援をしてもらえるので、がんばれます。

 

エージェントを利用するメリット

  • 自分で探さなくても、ある程度求人を見つけてきてくれる
  • 自分が見過ごしていたものを紹介してくれる
  • 転職ならではの悩みも相談しやすい
  • 的確なアドバイスや励まし
  • 書類を送らずに応募できるので郵送代は削減できる(書類は面接時に提出します)
  • 視野が広がる

エージェント利用の注意点
エージェントに任せっきりにすると応募の数が減ります。
求人紹介はだんだんと途絶えます。
あくまで転職活動は自分のためなので、主体性を持って行いましょう。

そして、求人は軸を持って依頼しましょう。
病院に行きたいのなら「雇用先は直営です!」「給食業務がメインではなく、主に栄養指導や栄養管理がしたいです!」「○○な条件であればすぐにお断りします!」とはっきりと伝えましょう。

エージェントを利用するデメリットは、、、
僕は感じませんでした。

強いて言うなら「電話」かなと思います。
電話が極度に嫌いな人意外は全く苦にはならないと思います。
なんなら、電話で悩みを相談する方がスッキリします。

 

書類作成

職務経歴書
どこかのサイトからフォーマットをダウンロードして、自分で書いて埋めていく。
これでもいいのですが、プロに添削していただいた方が書類選考は通りやすいと思います。

手順としては一通り書類を作り上げて、添削を無料でしてくれるエージェントを見つける。
その際は、doda、エン転職、リクルートなどいわゆる大手から探してくることをおすすめします。
僕はエン転職経由でスカウトをしてきた人材サービスのエージェントさんにしていただきました。
条件としては、スカウト先に応募はしないといけません。(たぶん)

書類で武装するのも大切です。

 

写真
コストを抑えたり、時間的にコンビニにある『証明写真機』を使う人が多いと思います。
証明写真の写りに絶対的な自信があるのなら別にいいですが、大体暗い顔であったり不機嫌そうな顔になったりしませんか?
そして、撮った写真の確認も自分一人でしかできませんよね。

なので、金額が3倍違ったとしても写真屋で撮ることをオススメします。

ケチって、書類選考を落ちてちゃ勝負になりません。
このご時世、マスクしての面接なので写真は大切にした方が良いでしょう。

ここは内定への投資だと思って、写真屋へ出向いてください。

三脚で撮影をする人のイラスト

僕はカメラのキタムラで撮っていただきました。
https://www.kitamura-print.com/photo_id/price.html

写真屋の良いところ
・カメラマンがいて場の空気を和やかにしてくれる
・自然っぽい表情になる
・撮り直しが何度もできる
・連写してくれる
・客観的に写真を選んでくれる
・背景の色にグラデーションを追加できる
・肌補正の調整ができる(少しだけ補正してもらいました)
・データ管理ができるので、現物を一年現像できる

書類はPCで作成
未だに手書きしていませんか?
そんなことはさっさと止めて、エクセルやスプレッドシートで作りましょう。
写真は現物をスマホで撮って、それをPCに転送し、切り取って貼っています。
写真のデータをもらうのにオプション料金がかかるので、そこは経費削減しています。
写真を取り直し、職務経歴書の添削をしてもらってからは書類選考は必ず通りました。

病院の応募は作り直してから本格的に開始しました。

ハンコもオンライン上で無料で作れるので作ってダウンロードして『印』の所に貼り付けましょう。

五十音順から電子印鑑を探す|電子印鑑素材
五十音順から目的の名字の印鑑を探すことができます。

 

正直苦労した

不採用の理由は経験年数の短さがほとんどでした。(本当の理由は分かりませんが)

面接の回数『病院9』『高齢者施設2』
合計11ヶ所です。

落ちた理由が『あなたより経験(年数)が豊富で即戦力になりそうな人がいたから』が聞いた中で多かったです。

2年にも満たない経験年数ではなかなか厳しいのが現状です。
なんなら前の病院をたった1年10ヶ月で辞めるているので「こいつ採用しても辞めるかもな」と思われる可能性が大きいです。

 

どこも欲しいのは『即戦力』です。
自分が経営者なら『未経験』よりも『経験豊富な管理栄養士』を採用すると思います。
人手不足による『急募案件』ならより一層その傾向が強いでしょう。

しかし、ある程度経験を積んだ管理栄養士は『己のやり方』というのがありそうなので、意外と未経験の方が扱いやすいかなとも思います。

 

不快な面接

以前勤めていた病院は外来の栄養指導がかなり少なかったです。

今回受けたとある病院の面接の時に、そこの管理栄養士さんから「外来の栄養指導の経験は?」と聞かれたので「月に○件です(かなり少ない)」と答えると「はい?脳外科があったのにそんなに少ないんですか?本当ですか?あなたがしなかったのでは?」「あなた本当に栄養指導ができるんですか?」と首をかしげながら言われました。

白衣を着た人のイラスト(女性・悩む)

え?ちょ待って、僕疑われてるやん?
なんなら、脳外科があろうがなかろうが、外来の栄養指導の数なんて僕がコントロールできることではないんですよね。
経験が浅いとこういう扱いを受けるんだなーと身を持って体験しました。

その後も、その管理栄養士さんは僕に対して全くウェルカムな感じもなく、高圧的で否定的な口調でした。
靴もちゃんと履いていなかったですし、、、
(びっくりしました)

乱暴に靴を脱いでいる子供のイラスト

もちろん、そこは落ちましたが、内定を頂いても行かなかったでしょう。
面接時間も転職活動史上最速で終わりました。
同日に僕の前に受けていた人がかなり延長していたので、おそらくその人が採用になり、たぶん僕の面接をさっさと終わらしたかったのでしょう。

上司ガチャという言葉がありますが、どういう上司なのか面接の時に分かってよかったです。

採用する側、採用される側というある程度の上下関係というのはあるのでしょうけど、こんなあからさまな態度はここ以外になかったです。

ここで、学んだことは自分が病院に勤めたいからと言って明らかに自分と合わないであろう上司の所には入職しないほうがいいです。

そこは2名体制なので、馬が合わなければ他に相談できる同僚がいませんし、辞める羽目になり今後の転職活動に悪い影響が出てしまいます。

 

一方、今回内定を頂いた病院の栄養科長さんは僕に対して「こういうのをしてもらいたい」「こういうのは興味ある?」「うちの栄養科はここが自慢です!」とかなりポジティブな面接でしたし、面接後に施設案内をしていただいたり、忙しい中今後のスキルアップや未来の話をさせていただきました^^

実際にあった質問

大学生の頃、就活対策で様々な質問を想定して答えを作っておく。
という鉄の掟がありましたね。

しかし、転職では質問の対策はしませんでした。
なぜなら、結局何を聞かれるか分からないからです。
その場で答えよう精神です。

ですが、11ヶ所受けた中で実際にあった質問で、複数の病院で共通していたものや印象に残ったものを紹介します。

1対1の面接のイラスト(女性)

・管理栄養士として大切にしていることは何ですか?
・病院に勤務していて管理栄養士として大切にしていたのは何ですか?
・当院ではどのようなことを大切にして業務にあたりますか?
答える内容は似たものになるかと思いますが、さすがにこの3つは管理栄養士としての人間性を問われるので準備しておきましょう。

 

・あなたはストレスに強いですか?弱いですか?
→僕が答えたのは「ストレスには弱いです。なので運動などを行い体やメンタルを整えます。」
弱いというマイナス面を見せつつも、それをどのようにカバーしているのかを答えると良いかもしれません。

・どんな組織(栄養科)を作り上げたいです?
→正直コレにはうまく答えられませんでした。
なので、組織を作るというより、どんなリーダーになりたいかを答えました。

・転職活動における軸はなんですか?
→病院だけでなく施設、一般の企業をまんべんなく受けていると答えるより、病院で探していますとあくまで「病院に行きたいんだ!」というのをアピールした方がいいかもしれません。

その他
・医療人として今後も生きていきますか?
・栄養指導で難しいなと感じた時はどんな時でしたか?
・壁や障害に出くわした時にどのように乗り越えますか?
・最近、影響を受けた人は誰ですか?

 

答えにくい質問をされることもあります。
そんな時は、
『正解を求めず落ち着いて答える。』
これが良いかなと思います。

面接官も正解を求めているのではなく、その場でどう対応するかを見ているかもしれません。

 

ホームページで見分ける方法

求人サイトで気になる病院を見つけて、病院のサイトへアクセスすると思います。
そこで重要なのが「栄養科・栄養管理室」など自分が受けようとしている部門のページがあるかどうかです。

栄養科のページがある、もしくはしっかりと作り込まれている病院や施設は面接の時にほぼ栄養科の責任者が同席しています。
さらに、ページがしっかりと作られているということは、栄養科も積極的に機能している、ある程度は力を入れていると考えられます。(機能していない病院はありませんが)

ページが無いということは、あまり力を入れてないのかなーという印象です。
以前勤めていた病院も栄養科のページはありませんでした。

仮に内定が出て『給与が少し高いけど、栄養科のページもなく何をしているの分からない病院』と『給与は少し低いけどページがしっかりと作り込まれていて、面接時に栄養科の責任者がいる病院』を比べると僕なら後者を選択します。

僕の転職活動のスケジュール

4週間で11ヶ所も受けましたが、、、
完全に離職して行っていました。
(オンラインで特定保健指導はしています)

週に3回ほど面接する訳です。
正直、就職しながらこんなにもフットワーク軽く面接には行けません。

面接なんてほぼ平日にしかないので、土日祝が休みの人にとってはかなりやりづらいと思います。

どうしても、転職したい!けど平日に休めない!
というのであれば、完全に離職して失業保険をもらいながら行うのが効率的ではあります。
しかし、なかなか内定をいただくことが出来ない時はかなりメンタルが削られます。
自己都合の退職なら半年は失業保険がでるので、その間に終わらすとメンタルは保たれます。

離職の空白期間もほぼ確実に聞かれるので、必ず理由を用意しておいてください。

 

おわりに

転職活動をして感じたのは『経験年数』が物を言うです。
なので、本気で今後病院で勤めたいと考えているのであれば『産休の埋め合わせ』『パートタイムでの病院栄養士』『有期契約』で働き、コツコツ経験を積み上げていくのも一つの手段だと思います。

しかし、経験年数がなんであれ、まずはとりあえず応募のボタンを押しましょう。
そして、サイトやエージェントなど無料で使えるサービスはとことん使いましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んで一人でも多くの管理栄養士が自分の就きたい仕事に就けることを願います!

 

下の記事は栄養士の都さん@boy_nutrition
が書かれた大変参考になる記事です。
認定資格などを取得しある程度経験を積んだ人の転職向きかなと個人的に感じました。

 病院栄養士の求人に採用されるためにやるべき事【総合、大病院】

 

それでは、よい転職活動を!

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